ホーン部の材質について
900・800・720タイプ
音の触れる部分にあえて少し柔らかい南洋ヒノキの集成材を使っています。
外側は大変硬いフィンランドバーチを使って剛性を高め中域の押し出しも大変良くなっています。
他社は硬い木材を使っている様ですが硬い木では音を吸収せずFRP製の様な音になってしまいます。
カエデ、サクラ、カリン、黒檀など硬い木材で作ったホーンと私共のホーンを聞き比べると一目瞭然です。
私共のホーンは音が出た瞬間、ウッドホーンの音、モリタラボの音だと解ります。すべての製品にオンリーワンの音を目指しています。
600タイプ
円形ホーンは古い音源にぴったりです。大変硬いフィンランドバーチを使い低音から高音まで音が部屋に広がります。
〜スロート部の材質について〜
スロートは大変大事な部分。自作ではホーン部に取り付けますがプロの音世界では問題外です。
本来、ホーンスピーカは屋内でも映画館の様に開口部は客席側ですが、ドライバーは壁の中やバックヤードにあり
スロート部の共振など全く問題は無かったわけですが、一般家庭でホーンスピーカを聴く場合、
エンクロージャーの中に入れるタイプはあまり問題ではありませんが上置きの場合はアルミダイキャストのスロートは共振して音質を損ないます。
そこで私共は、各タイプにアルミ無垢材より削り出しスロートを作っています。
又、最高の物をご希望の方には真鍮無垢材より削り出し鏡面仕上げもございます。
音質は大事です。それと同じぐらい趣味の世界は見た目の美しさも大事だと思います