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”南洋ヒノキ”の集成材は2種類あります。普通は他のサクラ、 |
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600タイプホーン部の木材について | |||||||
新しいウッドホーン600タイプは、円形に薄く内と外を削り出しする為堅い木でなければ作れません。無垢材で作りますと、冬の乾燥で"ヒビ"が入ります。サクラ カエデ カバ ナラ カリンマホガニー等の集成材なら作れますが、ギザギザの継目は見た目に大変悪く私共の感性では趣味のオーディオの世界では使えません。3センチ程度の無垢板を3〜4枚張り合わせて作る事も出来ますがコグチ「木の断面」の部分と木目が横の部分の響きが変わります。又、木の色目も違います。エンクロージャーの中に組み込むタイプは内側だけの仕上げで外側は3〜4枚の板が張り合わせたままです。この場合は響きの違いは問題ありません。色目の違いもこれらの製品は茶色の濃い色を厚塗りにしてごまかしています。360度どの部分も同じ響きをという条件を満たすには集積材かMDFしかありません。しかしウッドホーンを作っている私共としましてはMDFの様な紙粘土の様な物は使えません。集積材には米松合板、シナ合板、カエデ合板等色々ありますが、響きが違うといっても中身は南方材の3ミリ程度のラワン材を重ねた物に0.5ミリ程度の米松やシナを張った品物。どれを取っても響きなど変わりません。集積材の中でも別格の製品があります。フィンランドバーチと言う最近出来た製品で1ミリ程度に大根をかつらむきする様に木を薄く削り交互に重ねて作るもので中身まですべて同じ木材です。日本の白樺の様な木で堅い目で大変響きの良い木材です。唯一の問題点は無垢材と同じぐらいの値段の高さです。私共は最高の製品を作る為フィンランドバーチを使いました。 |